慣れ親しんだ環境から脱出

最近は目先のことばかり考えて視野が狭くなっている。
10年20年先のことよりも200年先のことを考えることが必要。

インバランス
・バランスを取り過ぎるとジャンプし難くなる
・バランスがボトルネックになる

感性が豊かで知的吸収力が最も高い時に異文化に飛び込んで、知的な刺激を自分に与え、新しい環境に適応する力を鍛えてください。
「進化論」のチャールズ・ダーウィンはこう言っています。「最も強い種族が生き残るわけではない。最も知能が高い種族が生き残るわけでもない。変化に対応できる種族が生き残るのだ」と。適応力こそがこれからの時代を生きていくために一番大事な力です。

<石井 裕さん>
 米マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ教授・副所長1956年生まれ。北海道大学大学院情報工学専攻修士課程修了後、電電公社(現NTT)に入社。NTTヒューマンインターフェース研究所での研究が注目され、95年、39歳でMITの教授に就任。情報に直接触れることができるコンピューターの新しいインターフェース「タンジブル・ビット」を生み出す。2008年、MITメディアラボの副所長に就任。